やまばと通信167号

第167号(2007年9月発行) 多摩市立図書館

10月27日~11月9日は、読書週間です

「読書週間」とは、戦後間もない昭和22年(1947年)、「新生日本を文化国家に」を合言葉に読書週間実行委員会が設置され、実施したのが始まりです。

昭和35年(1960年)からは、読書推進運動協議会となり、文化の日をはさんで2週間、読書を推進する行事が多く行なわれます。

紅葉の知らせが気になりだす頃。運動にもいい季節ですが、落ち着いて活字と語り合うにも最適な季節です。秋の夜長、ずっと読みたかった本を読んでみるのはいかがですか?でも、夜ふかしにはご注意を…。

「パスワード」もうご登録されましたか?
まだの方は、ぜひご登録ください!こんなことができます↓

パスワード登録をするとできること

インターネット・携帯電話・図書館にある利用者用端末で

  1. 本やCDなどの予約ができます
    たとえば・・・読みたい本を2冊検索してみると、それぞれ「聖ヶ丘図書館」と「豊ヶ丘図書館」にありました。でも自宅は聖蹟桜ヶ丘駅の近く・・・という場合、パスワードがあればその2冊に予約をして関戸図書館で借りることができます。
  2. 借りている本の返却日を確認することができます。
  3. 借りている本の延長ができます(借用図書を除き、次に予約がなければ1回のみ延長可。ただし返却期限を2週間以上経過している場合はできません。)
  4. 予約した本が用意できているかの確認ができます。

さらに、メールアドレスを登録すれば、予約した本が用意されるとメールでお知らせが届きます。
(メールのお知らせが届くのは、メールアドレス登録後に予約をした資料からです)

※パスワード登録をするには、図書館の「利用者カード」と本人確認ができる証明書(健康保険証等)を図書館窓口にお持ちください。

本人確認は、子どもを含む全ての方に必要となります。

6月~7月実施「窓口サービスアンケート」について

ご協力、ありがとうございました!

  • 職員の応対について「よい」と回答された方…67%
  • 職員のことばづかいについて「よい」と回答された方…66%
  • 職員の説明について「わかりやすい」と回答された方…57%
  • 職員のみだしなみについて「よい」と回答された方…45%

「いつも気持ち良いあいさつをしていただいて行くとほっとします」などのおほめのことばをいただく一方、「無愛想」「笑顔がない」など、厳しいご意見もいただきました。ご指摘いただいた点については、職員全体で反省し、「来て良かった」「また来よう」と思えるようなサービスをめざして改善に取り組みます。

ミニ研究講座 第4回 謎解き多摩ニュータウン

平成19年10月27日(土)
永山図書館 午後5時30分~

「多摩ニュータウン遺跡の謎」「よこやまの道秘話」2つの謎に迫ります

くわしくは「たま広報」10月5日号をごらんください

図書館本館移転のお知らせ

図書館本館は耐震上の問題があり、旧西落合中学校跡地施設(多摩市落合2丁目29番地)へ移転することになりました

【移転スケジュール】

平成20年2月中旬 改修工事竣工
 平成20年2月中旬~3月中旬 移転作業
 平成20年3月下旬 開館予定

※本館の行政・郷土資料コーナーは、東庁舎隣に建設する建物に移転します。

平成20年4月 開室予定

【移転先の多摩市立図書館の概要】
1階 カウンター、開架書架、新聞雑誌コーナー、しらべものコーナー、高齢者コーナー、ティーンズコーナー、こども図書室
2階 閲覧室(49席予定)学習室(44席予定・パソコン持込可)、事務室、作業室
3階 団体貸出書庫、閉架書庫
4階 閉架書庫

移転作業にともないまして、本館の一時閉館など皆様にはご不便をおかけすることがございます。
ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

高齢者の方々への図書館サービスの取り組み

高齢者の利用が増加している中で、図書館は大活字本(大きな活字で印刷された本)や朗読のCDを積極的に購入し、窓口ではゆっくり、はっきりと対応するようこころがけています。

またボランティアの方々により、高齢者施設の「桜ヶ丘延寿ホーム」や、「永山いきがいデイサービスセンターよりあい」を訪問し、【読み聞かせ】を行い、楽しい本の世界のひと時を過ごしていただいています。

【読み聞かせ】プログラム内容は、ボランティア2~3人が絵本や民話などを読んだり、配役を決めて紙芝居の上演などを行っています。永山いきがいデイサービスセンターへは、7月に初めて訪問し、「河童の笛」「このつぎなあに」を読んだあとみんなで折り紙のかっぱを作りました。大変喜んでいただき、次の訪問を楽しみにしてくださっています。

!!!ボランティア募集中!!!

☆ 興味のある方、ご一緒にいかがですか。

☆ 朗読の経験がなくても大丈夫です。

☆ ご自分のライフワークとしてのボランティア活動に、本の読み聞かせを、ぜひ取り入れていただきたく、ご参加お待ちしております。

桜ヶ丘延寿ホーム
毎月第2・4火曜日 10:00~11:30
永山いきがいデイサービスセンターよりあい
毎月第3水曜日  10:00~11:30
連絡・問合せ
多世代サービス担当   阿部(玲)
371-1004 (関戸図書館)
栗崎
337-6211 (永山図書館)

たま市民文庫の本棚から

多摩市にゆかりのある方の著作を、「たま市民文庫」として集め、皆様にご紹介しています。そのいくつかをご案内します。(タイトルの前の数字は分類番号です)

518、8ニュータウン再生-引き潮時代のタウンマネジメント-

著者・秋元孝夫 出版社・多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議

☆今後の社会の中で、あるべき市民活動や地域の再編など具体的なニュータウンの再生に向けた手法や、すでに動き始めている都市再編や今後の求められる再生手法について詳述し、進むべき方向を導き出す。

F1キネずっと好きだった

著者・木根尚登 出版・角川書店

☆あの時、何を言えばよかったのか。木根尚登が自らのヒット曲を短編小説化。

※木根尚登氏…ミュージシャン。バンドTMNのメンバーとして活躍した後、ソロ活動に入る。

Kウ376.1世界のこもりうたと親子の人形

著者・浅井典子 出版社・エイデル研究所

☆こもりうたや民族人形などを版画や文章にした1部と、心ある大人が小さな人たちのそばにいることを紹介した2部で構成。多摩ニュータウンの保育園を通した、日々の保育スケッチ。

他にも、様々な分野の著作があります。これからも逐次ご紹介させて頂きます。
多摩市民、多摩市にゆかりのある方からの、著作のご寄贈をお待ちしています。

たとえばこんなレファレンス事例

登山にも良い季節ですね!

Q.東京周辺の山が一望できる写真、あるいは図ののっている本

A.291『車窓展望の山旅』(実業之日本社)

  786.1『山岳展望ハンドブックー山名がわかる広角展望図集1・2』(山と渓谷社)

  Kウ291.36『多摩市から見える山の眺めー展望図』(小林宏一)※この資料は「たま市民文庫」です

美しいけれど、なぜ色が変わるの?

Q.なぜ紅葉・黄葉するのかしくみが知りたい(こどもからの質問)

A.47『紅葉のふしぎ 科学のアルバム88』(あかね書房)

  47『おもしろ!なっとく!なぜなぜ大事典4 植物101』(学研)

  47『植物のくらし 体験学習やってみよう見てみよう!』(PHP研究所)

編集・発行
多摩市立図書館
〒206-0033
多摩市落合2-29
電話 042-373-7955
FAX 042-375-9459