「多摩市デジタルアーカイブ」新しいコンテンツが公開されました!
- お知らせ
- 掲載日2022年4月1日
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多摩市デジタルアーカイブでは、多摩市の歴史、魅力を発信するため、「多摩市史」及び市指定有形文化財「調布玉川惣画図」等の貴重な資料、多摩の郷土写真や小中学校社会科副読本、「多摩市市制施行50周年記念誌」などを公開してきました。
3月29日から、新しいコンテンツが公開されました。
多摩地域の歴史研究、子どもたちの学習にもぜひお役立てください。
多摩市デジタルアーカイブはこちらから(別ウインドウで開く)
パノラマから見る多摩市
多摩市内3か所(多摩市役所、多摩市立図書館本館、東永山複合施設)の上空から空撮したパノラマから、多摩市全域を見ることができます。
また、小・中学校の写真の紹介や市指定文化財のほかに、多摩市の特色である緑豊かな公園、数多く設置されている橋梁、ニュータウン開発区域の住宅地を紹介します。
多摩市の文化財
多摩市内には、過去から伝えられてきた自然や先人の文化遺産が残されています。これらを「文化財」と呼んでいますが、特に保護・保存が必要なものについては、国や地方自治体が「指定文化財」や「登録文化財」に指定・登録しています。
新しいコンテンツとして、昭和初期に建設された歴史的価値のある市指定有形文化財「旧多摩聖蹟記念館」、江戸時代の建物と推定される多摩市の典型的な農家住宅「旧加藤家」等を立体映像で紹介します。
小・中学校学習用コンテンツ
多摩市の子どもたちが現在授業で使用している小学校社会科副読本「わたしたちの多摩市」(2022(令和4)年改定)と中学校社会科副読本「のびゆく多摩市」を電子書籍化して公開。わかりやすく多摩市を知ることができる資料として活用できます。
小中学校学習用コンテンツには、『多摩市史』、『調布玉川惣画図』、『縄文土器』など、子どもたちの学習、多摩地域の歴史研究に役立つデジタルコンテンツをまとめて掲載していますので、授業や課外活動、自宅学習や自由研究などで活用できます。
多摩の民話
新しいコンテンツとして、『ヨウカゾウ』、『セイノカミ』、『今昔『くらしぶり図絵』の3点を公開しました。
『おしゃもじさま』
昭和57年に多摩市立図書館開館10周年を記念して発行した多摩の民話『おしゃもじさま』(横倉鋭之助/お話 多摩市立図書館/文 遠藤タカ子/絵)をデジタル紙芝居として公開しました。
画像 絵本『おしゃもじさま』表紙
『ヨウカゾウ』
12月8日と2月8日は、ヨウカゾウ(八日ぞう)といいます。12月8日は、一つ目小僧という疫病神が村にやってくるといわれていました。一つ目小僧は、村の家々の様子をみてまわり、なにやら帳面に書きとめていきます。
多摩地域に古くから伝わるお話を動画で公開します。
『セイノカミ』
セイノカミは、子どもたちにとって楽しみな小正月の行事です。1月7日の七草が過ぎたころから、子どもたちは、家々をまわり門松や正月飾りを集め、セイノカミのお祭りの準備を始めます。
この行事は、今では「どんど焼き」と呼ばれ、公園、学校の校庭などで行われる地域の行事となっています。
『今昔「くらしぶり図絵」』
多摩市は、自然環境が豊かな農村であり、四季の中でさまざまな行事を代々伝えて、生活を営んできました。その後、多摩ニュータウン開発などにより都市化と共に生活環境が大きく変わりました。昔の風景や暮らしぶりがどのように変わっていったのか、農村時代の家構え、部屋の様子、農具や民具がどのように置かれ、使われていたのか書籍の原画をもとに、動画で紹介します。
出典:『今昔「くらしぶり図絵」』絵と文 峰岸松三 1992(平成4)年1月 発行
『続 くらしぶり図絵』絵と文 峰岸松三 2003(平成15)年11月 発行
多摩の郷土写真
多摩市が収集してきた写真を中心にデジタル化し公開しています。多摩村から市にいたるまでの行政の記録写真、多摩ニュータウンの開発当時の造成工事や団地建設中の写真など多摩市ならではの郷土写真です。
年中行事、くらしの一コマを撮影したものものや市民の方から提供していただいた懐かしい風景写真もあります。
今の私たちが暮らす多摩の風景と重ね合わせてみませんか。
『多摩市市制施行50周年記念誌』
ふるさと多摩の歴史の貴重な資料を、市民の財産として後世に伝えるとともに、今後の多摩市のまちづくりを考えていくための布石とするため、市制施行以降の多摩ニュータウンの変遷にスポットをあてつつ、通史のみならず、現在の行政の取組、市民の思い出など、多くの執筆者の協力のもとに編集した記念誌です。
この記念誌は多摩市内の市立図書館で閲覧ができます。
購入を希望される方はこちらから(別ウインドウで開く)ご覧ください。