令和元年度第1回図書館主催講座「紙芝居を演じてみよう!」を開催しました。(報告)
- イベント
- 掲載日2019年11月13日
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10月27日(日)の午後、翻訳家・紙芝居文化の会運営委員の永瀬比奈氏をお迎えして、図書館主催講座「紙芝居を演じてみよう!」を開催し、紙芝居の特性、選び方、演じ方を教えていただきました。(受講者28名)
紙芝居については、親しみや興味を感じていても演じ方はわからないという方も多いと思いますが、本講座では、前半に紙芝居舞台(写真 木製の箱)の使い方、声の出し方、画面の抜き方、差し込み方などについて具体的にご説明を受けました。後半は受講者(4名)が実際に演じ、講師から講評を受けましたが、実演者がすぐ決まるなど、受講生の皆さまの熱意と積極性を感じました。
終了後のアンケートでは「基本が理解できた」「いつか実際に演じたみたい」「これから子どもたちに伝えたい」などの感想が寄せられました。
おはなし会に「紙芝居」を取り入れることで、「絵本」と「紙芝居」の両方の特性を楽しむことが出来ます。受講生の皆様方には、今回の内容を日ごろの活動や仕事にご活用いただき、また各家庭、グループ等でも気軽に紙芝居を楽しんでいただければと思います。
【講義で説明のあった紙芝居】
・みんなでぽん! まついのりこ/脚本・画
・おおきくおおきくおおきくなあれ まついのりこ/脚本・画
・太陽はどこからでるの チヨン・ヒエウ/作 (多摩市立図書館所蔵なし)
【実演で使用した紙芝居】
・ごきげんのわるいコックさん まついのりこ/脚本・絵
・あひるのおうさま-フランス民話から- 堀尾青史/脚本 田島征三/画
・ひよこちゃん チュコフスキー/原作 小林純一/脚本 二俣英五郎/画
・おうさまさぶちゃん 馬場のぼる/作・画
【参考図書】
・紙芝居 共感のよろこび まついのりこ/さく
・紙芝居の演じ方 Q&A まついのりこ/作・絵
・紙芝居百科 紙芝居文化の会/企画制作
*出版はすべて童心社