へなそうるのへや〜メルボルンこども文庫からのおくりもの

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  • 掲載日2014年4月25日

 図書館本館子ども図書室内児童書研究室に渡辺茂男氏・鉄太氏の著書などを紹介するコーナーを「へなそうるのへや〜メルボルンこども文庫からのおくりもの」として開設しました。

 渡辺茂男さんは、昭和40年から多摩市桜ヶ丘に在住し、平成18年に亡くなるまでたくさんの物語を書き、欧米児童書の翻訳をしました。茂男さんの長男である鉄太さんより、桜ヶ丘のご自宅を処分するに当たり、父親である故渡辺茂男さんの著書等を多摩市の子どもたちのために活用してほしいとの申し出があり、約200冊の寄贈を受けました。さらに、今後も継続的に多摩市立図書館に寄贈していただけるというご提案があり、図書館ではそのお申し出を受け、渡辺茂男さん、鉄太さんのコーナーを設けました。

 『もりのへなそうる』は、渡辺茂男さんが鉄太さんたち息子さんと多摩丘陵を歩くうちに生まれた作品で、鉄太さんにとって、とても愛着のあるおはなしだとお聞きし、新しく作ったコーナーを「へなそうるのへや」と名付けました。そしてここは、鉄太さんが主宰しているメルボルン子ども文庫と多摩市立図書館をつなぐ部屋でもあります。

 どうぞお気軽にお立ち寄りください。