「多摩市デジタルアーカイブ」が1月25日(月曜日)から始まります!

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  • 掲載日2021年1月1日

多摩市の所蔵する地域資料・貴重資料などをデジタル化してインターネット上で公開する「多摩市デジタルアーカイブ」が1月25日(月曜日)から始まります。
デジタルアーカイブは、図書、出版物、博物品、歴史的資料等公共的な知的財産をデジタル化してインターネットで電子資料として共有・利用できる仕組みです。
図書館ホームページより多摩市デジタルアーカイブの専用ページにアクセスし、ご覧いただけます。

本事業は、公益財団法人図書館振興財団「提案型助成事業」の助成を受けて実施しています。

閲覧できる主な資料

【多摩市史】

 平成9年に刊行された「多摩市史」通史編1、2及び民俗編を目録や画像だけでなく全文デジタル化し公開します。
 フルテキスト検索ができ、ひとつのキーワードから検索、資料の何ページにあるか、どのような資料があるかなど探しやすく、多摩地域の歴史研究、学校での調べ学習に役立てることができます。
 また、図や表はそれだけを拡大して見ることもでき、刊本の形で閲覧することもできます。 

【調布玉川惣画図】(市指定有形文化財)

 江戸時代後期、関戸村の名主・相沢伴主が、多摩川の流れがどこから始まるのかを調べてみたいと思い立ち、上流から下流まで歩きながら流域の名所や風景を写生し、それを長谷川雪堤が浄書したものを絵図にまとめたものです。源流から河口にいたるまでの約13メートルの絵巻物を細部まで鮮明に拡大できる高精細画像ビューアでご覧いただけます。流域の人々の暮らしや今も残る数々の名所が描かれています。

調布玉川惣画図 

【出土遺物】

 多摩市内和田・百草遺跡、向ノ岡遺跡の発掘調査で出土した縄文土器です。
 3Dで撮影した土器は展示では見ることのできない裏側や内側などを閲覧することができます。

土器1(画像) 土器2(画像)

【古文書・地図・和装本など】

 多摩市指定有形文化財で、後北条時代における多摩市関戸の民政のあり方を示す貴重な資料である「関戸文書」の他、地図・絵葉書・和装本など、常設で公開することができない資料を、閲覧することができます。