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よんでみよう!6年生

よんでみよういちらんにもどる

楽しい本、ドキドキする本、勇気をもらえる本、新しい発見がある本……いろいろな「おもしろい!」本を集めてみました。

何を読もうか迷ったとき、ここにのっている本を開いてみませんか?
これまで読んだ本はピンとこなくても、次の一さつを好きになれるかも。

題名をクリックすると、どこの図書館にあるのかがわかります。

図書館にはこの他にもたくさん、楽しい本があります。

わからないことがあったら、何でも図書館の人に聞いてください。

本は種類ごとに、やさしい順にならんでいるよ。
★のついている本は、シリーズがある本です。続きも読んでみてね!

月(るな)と珊瑚(さんご)  よみもの
月と珊瑚 上條さなえ/著
講談社

べんきょうをしよう。そうだ、日記を書こう。ひらがなばっかりの作文をばかにされて、わたしは ちかった。
そんなとき、東京からの転校生・泉(いずみ)さんが来た。男の子か女の子かわからない泉さんは、とにかくかっこいいのだ。
わたしはスマホも持ってないし、勉強もできないけど、泉さんと仲良くなれるかな?

あしたのことばよみもの
あしたのことば 森絵都/作
小峰書店

「ことば」をテーマにつむぐ8つの短編集。
1つ1つの作品をとおして「ことば」の力を感じてみませんか。各短編にはそれぞれ ことなる画家がさし絵をかいています。
どの作品があなたの心に残るでしょうか。

歯みがきつくって億万長者-やさしくわかる経済(けいざい)の話-よみもの
歯みがきつくって億万長者 ジーン・メリル/作
岡本さゆり/訳
平野恵理子/絵
偕成社

お店で売っている歯みがきが高すぎると思った12才のルーファスは、自分で歯みがきを作ることにしました。
天才的なアイディアと友達の手助けで、ルーファスは一気に億万長者に!
楽しくかんたんに経済のしくみがわかります。

ハッピーノートよみもの
ハッピーノート 草野たき/作
ともこエヴァーソン/画
福音館書店

ちょっとがまんしても、波風立てないように友達と過ごす。勉強もがんばる。
両親はわたしのことにそこまで興味がないみたいだから、こっちからもふみこまない。
わたしはただ、毎日を楽しく過ごせるようになりたいだけ。なのにどうして、あんまりうまくいかないんだろう。

バウムクーヘンとヒロシマ -ドイツ人捕虜(ほりょ)ユーハイムの物語-よみもの
バウムクーヘンとヒロシマ 巣山ひろみ/著
銀杏早苗/絵
くもん出版

「スイーツ男子ではなく、バウムクーヘン男子」を自称する小学6年生のソータ。
おじいちゃんからのお土産だって、いつもバウムクーヘンだ。
夏休みに広島の似島(にのしま)でバウムクーヘンを焼く体験ができると、友達にさそわれればもちろん参加する。
ところが、愛するバウムクーヘンの、思いもよらない歴史を知ることになった。

源平(げんぺい)の風 -白狐魔記1- ★よみもの
源平の風 斉藤洋/作
高畠純/画
偕成社

兄が差し向けた追手からにげるとちゅう、ふしぎなきつねと出会った。
きつねは白狐魔丸(しらこままる)と名乗り、人間のことを知りたいと、わたしについてくると言い出した。
生きるためではなく、にくしみのために殺し合う武士のすがたは、きつねにはどう見えているのだろうな。
「おばけずかん」「ルドルフ」シリーズの作者による、大河ファンタジー。

その魔球(まきゅう)に、まだ名はないよみもの
その魔球に、まだ名はない エレン・クレイジス/著
橋本恵/訳
あすなろ書房

ゴードンは天才ピッチャー。
リトルリーグのトライアウトに見事合格して、すばらしい野球選手への道を歩みはじめる……はずだったのに!
女子には野球ができないなんて大まちがい。わたしが証明してみせる!

ヒットラーのむすめよみもの
ヒットラーのむすめ ジャッキー・フレンチ/作
さくまゆみこ/訳
鈴木出版

スクールバスを待つ間、友達と始めたお話ゲーム。
そこでアンナが始めたのは、ヒットラーのむすめのお話でした。
もし自分がヒットラーの子どもだったら? 自分だったらヒットラーを止められるのか?
マークは少しずつアンナのお話に引きこまれていきます。

クローディアの秘密(ひみつ)よみもの
クローディアの秘密 E.L.カニグズバーグ/作
松永ふみ子/訳
岩波書店

クローディアは弟をさそって家出し、メトロポリタン美じゅつ館でこっそりくらし始めます。
すがたをかくしながら生活するうちに、クローディアはある天使のぞうにまつわる なぞが気になり始めました。
ふたりは なぞの手がかりを見つけることができるのでしょうか。

11番目の取引よみもの
11番目の取引 アリッサ・ホリングスワース/作
もりうちすみこ/訳
鈴木出版

じじとぼくの大切な楽器・ルバーブがうばわれた。
取りもどすために必要なのは700ドル。期限は4週間以内。
あのルバーブは、アフガニスタンからにげてきたぼくたちの心、歴史、そして希望なんだ。
「11番目の取引」の後、主人公サミはルバーブを取りもどせるのか?

黒い兄弟 -上- -下-よみもの
黒い兄弟 上黒い兄弟 下 リザ・テツナー/著
酒寄進一/訳
あすなろ書房

「煙突掃除(えんとつそうじ)!煙突掃除をいたします!」
1830年代、イタリア・ミラノの町に、少年たちの声がひびく。
おそろしい人買い、 きびしく き険な仕事、意地の悪い町の少年たち……。
主人公ジョルジョは、結社”黒い兄弟”の仲間たちとともに、かかんに立ち向かう。

冒険者(ぼうけんしゃ)たち -ガンバと十五ひきの仲間- ★よみもの
冒険者たち 斎藤惇夫/作
薮内正幸/画
岩波書店

暗い台所の すみで、気ままにくらしていたドブネズミのガンバ。
ひょんなことから海をわたり、おそろしい白イタチのノロイ一族と戦うことになる。
クセの強い仲間たちと時にぶつかり合い、時に助け合いながら……。
何年たっても色あせない、王道冒険物語!

モモよみもの
モモ ミヒャエル・エンデ/作
大島かおり/訳
岩波書店

円形げき場あとに住み着いた不思議な女の子、モモ。
町の人は、モモに話をきいてもらうだけで幸せになれました。
ところがある日、きみょうな「はい色の男たち」が人々の時間をぬすみ、平和な町は一変します。
モモは時間を取りもどすため、時を司る不思議な老人の手を借りて、時間どろぼうたちと対決します。

星の王子さまよみもの
星の王子さま サン=テグジュペリ/作
内藤濯/訳
岩波書店

飛行機が故しょうしたサハラさばくで、ぼくは星の王子さまに出会いました。
王子さまは家ほどの大きさしかない ふるさとの星のこと、残してきた花のこと、おとずれた6つの星のこと、そして地球で友だちになったきつねのことを語るのです。
飛行家でもあるフランス人作家による物語。

月のえくぼを見た男 -麻田剛立(あさだごうりゅう)-伝記
月のえくぼを見た男 鹿毛敏夫/著
関屋敏隆/画
くもん出版

月のクレーターには名前がついていることを知っていますか?
ニュートンやコペルニクスなどの他に、「アサダ」と名付けられたクレーターがあります。
今から200年程昔、江戸(えど)時代を生きた麻田剛立は、医者でありながら日本人で初めて月面観測図を作成し、天文学のいしずえを築いた人物です。

家をせおって歩く -かんぜん版(ばん)-しぜん・ちしき
家をせおって歩く 村上慧/作
福音館書店

作者の村上さんはアーティスト。
自分で作った発ぽうスチロールの小さな家に住んでいます。
家をせおって各地をめぐり、日本を飛び出し海外へ!
くらしの様子やおとずれた場所がくわしいイラストや写真とともにしょうかいされています。

なんてくさいんだ! -ロンドンを救(すく)ったジョセフの物語-しぜん・ちしき
なんてくさいんだ! コリーン・ペフ/作
ナンシー・カーペンター/絵
金原瑞人/訳
あかつき教育図書

「くさくてくさくてたまらない!」
1858年の夏、テムズ川はひどいにおいを放っていました。
土木技師ジョセフはロンドンを清けつで健康的な都市にしたいと新しい下水道システムを作り上げました。
その年月を親しみやすい絵と軽かいな文でえがいた歴史絵本。

世界を動かした塩の物語しぜん・ちしき
世界を動かした塩の物語 マーク・カーランスキー/文
S.D.シンドラー/絵
遠藤育枝/訳
BL出版

わたしたちが生きるのに必要な「塩」。
現代ではすぐに手に入りますが、昔はとてもめずらしいものでした。
国を動かす えいきょう力を持ち、時には戦争にまで発てんしたのです。
エジプトのミイラや保ぞん食にも塩は欠かせません。世界を左右させた「塩の歴史」をのぞいてみませんか?

鳥は恐竜(きょうりゅう)だった -鳥の巣からみた進化の物語-しぜん・ちしき
鳥は恐竜だった 鈴木まもる/作・絵
アリス館

クモの糸で えだにくっつける、屋根が付いている、下向きの入口にする……。
鳥の巣が面白くて大好き、なかでも おしは「キムネコウヨウジャクの巣」だという作者。
そ先である恐竜はどうだったのだろうと ぎ問に思った。
ちょっと変わった切り口の、生き物の進化のはなし。

ことばハンター -国語辞典はこうつくる-しぜん・ちしき
ことばハンター 飯間浩明/著
ポプラ社

ことばハンター。それは、毎日、本やテレビ、インターネットや街中で新しいことばをさがし、集め、国語辞典を作る人……。
作者の飯間(いいま)さんは三省堂(さんせいどう)国語辞典へん集委員。
「やばい」も「まじ」も「はんぱない」ものっている辞書作りのひみつにせまります。

紹介した本
  本の題名 作者
よみもの 「月と珊瑚」 上條さなえ
よみもの 「あしたのことば」 森絵都
よみもの 「歯みがきつくって億万長者」 ジーン・メリル 
よみもの 「ハッピーノート」 草野たき
よみもの 「バウムクーヘンとヒロシマ」 巣山ひろみ
よみもの 「源平の風 」 斉藤洋
よみもの 「その魔球に、まだ名はない」 エレン・クレイジス
よみもの 「ヒットラーのむすめ」 ジャッキー・フレンチ
よみもの 「クローディアの秘密」 E.L.カニグズバーグ
よみもの 「11番目の取引 」 アリッサ・ホリングスワース
よみもの 「黒い兄弟 上・下」 リザ・テツナー
よみもの 「冒険者たち」 斎藤惇夫
よみもの 「モモ 」 ミヒャエル・エンデ
よみもの 「星の王子さま 」 サン=テグジュペリ
伝記 「月のえくぼを見た男」 鹿毛敏夫
しぜん・ちしき 「家をせおって歩く」 村上慧
しぜん・ちしき 「なんてくさいんだ!」 コリーン・ペフ
しぜん・ちしき 「世界を動かした塩の物語」 マーク・カーランスキー 
しぜん・ちしき 「鳥は恐竜だった」 鈴木まもる
しぜん・ちしき 「ことばハンター」 飯間浩明

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