絵本と子ども
なぜ子どもの成長に絵本が必要なのでしょうか?
絵本を通して親子が共通の体験をできることが、その理由の一つにあげられます。 育児はときには疲れるもの。 でも絵本を読むひとときは、そんな日々の生活を忘れて、親も子も「おはなしの世界」を楽しむことができます。 おかあさんやおとうさんの息づかいを感じながら、ゆったりとお話を楽しむ時間は、子ども時代 の幸せな思い出になることでしょう。
また、絵本は、こどものことば、遊び、生活、情緒をゆたかにします。 絵本によって、知らず知らずのうちに、想像力を身につけた子どもは、お話を楽しむことができるようになり、 文字を知るようになると、自分からすすんで本を読むようになるでしょう。
よい絵本とは -東京都公立図書館児童図書館研究会「児童図書評価基準」より-
- しっかりしたテーマがある。
- はっきりした構想のあるストーリ一で、起承転結がある。
- 一人の主人公について語られ、読者である子どもが、自分と同一視できるものである。
- 題材が子どもの身近なものと関連がある。
- 言葉がわかりやすく、適切であり、日本語として美しい。
どうぞ図書館をご利用ください
絵本や子どもの本について、もっとお知りになりたい方は、図書館の[児童文学研究コーナー]をご利用ください。